ペアレント・トレーニングを知ろう 1

ペアレント・トレーニングを知ろう その1 おうち療育

わが子が発達障がい、またはグレーゾーン?

パパママさん、こんなお悩みありませんか?

このまま様子を見ましょうと言われたけど・・・

何か発達にいいことを、私にできないかしら?

施設で療育は受けているけど、困りごとがなかなか減らない

学年が上がってきて、焦っちゃうわ

このコンテンツを読むと次のことがわかります

発達を促し、困りごとを減らす効果が期待できるペアレント・トレーニングの概要

私がお勧めする思春期おうち療育は、いわゆるペアレント・トレーニング(ペアトレ)+思春期要素+将来に向けての支援 になっています

それをいかに自分の家庭で浸透させ、継続していけるか・・・の提案をしていくことがこのサイトの目的です

なので、まずはしっかりと基本のペアトレを受ける必要があります

ペアレント・トレーニングの期待できる効果は?

おうち療育イメージ

無料で確かな情報は、厚生労働省のサイトからも辿っていけるペアレント・トレーニング実践ガイドブックです

※ペアレント・トレーニングを以下、ペアトレと略します

この実践ガイドは日本ペアレント・トレーニング協会の協力のもと作成されたものですこの中でペアトレの期待できる効果が書かれています

ペアトレを受講した親は、我が子への理解が進み、自身も子育てのストレスが軽減し、「切れ目のない支援」のキーパーソンとなることができます。その親とともに育った子どもも適応的な行動が増えて、自尊心を高めながら成長していけるようになります

ペアレント・トレーニング実践ガイドブックより

ただし、対象年齢は10歳ぐらいまでの想定。思春期対応はちょっとした工夫が必要

ぷーぷー<br>うさぎ
ぷーぷー
うさぎ

うちの場合は13歳から取り入れたので、効果が出るまでに時間がかかったし、自分なりの工夫も必要でした

私は、この年齢のことを主催者(有料のものを受けました)から言われませんでした。ペアトレについて調べていくうちに知ったのですが、始めに教えておいて欲しかった💦

ぷーぷー<br>うさぎ
ぷーぷー
うさぎ

私が受けたグループは、思春期はうちの子だけ。解答例が小さい子向けで、ほぼ役に立ちませんでした

思春期対応や誤った解釈などで遠回りしましたが、狙い通り、今では親子の危機を脱出。娘は自立への道を歩み始めました

ぷーぷー<br>うさぎ
ぷーぷー
うさぎ

ペアトレを受けていなかったら、今頃どうなっていたか・・・

ペアレント・トレーニングはどこで受けられる?

勉強

ペアトレはどこで受けられるの?

最近では、発達支援教室で行われたり、ボランティア的に行われたり、いろいろな所で開かれています

1番いいのは各自治体の開催するもの(おそらく無料)がいいのですが、開催されていないところも多いです

そういった場合は、有料で受けることになります

通所している発達支援施設があれば、そこで受けるとフォローも期待できます

通所していない、または役所にも相談していない方でも、一応は役所の福祉関係の課に問い合わせてみてください。紹介してくれるかもしれません

個人でペアトレを探すときは、注意が必要です。そちらは後述します

独学でもペアトレは勉強できますが・・

本

最近ではペアレント・トレーニングの書籍もたくさん出ていますが、本屋さんで見かけることはあまりありません

なので、この言葉自体、あまり知られていないかもしれませんが、ネットで調べればペアレント・トレーニングの本は、とーってもいっぱい出てきます

こちらの本をやるだけでもとても良いのですが、1人だと挫折する可能性大・・・。伴奏者が欲しくなりますし、やり方あっているのか心配になったり

本は予習や参考書的に扱うとして、実際のトレーニングでママ友・パパ友を見つけ、共に伴奏者になると良い結果に繋がるようです

ぷーぷー<br>うさぎ
ぷーぷー
うさぎ

ペアトレを通じての友達は、心の支えになりました

ネットでの感想も仲間ができたのがよかったというものが多いです

高額のものは気をつけて

自治体を通さない、有料でペアレント・トレーニングをおこなっている団体も増えました

〇〇協会って、何でも名前は付けられますからね

ペアレント・トレーニングを受けるだけなら数万ですが、さらにトレーナーになることもできますよ・・・などとそちらの資格を取ろうとすると結構な額を払うことに・・・

ぷーぷー<br>うさぎ
ぷーぷー
うさぎ

ペアトレの方法は確立されているから、どの本も似通った内容に思えます

あとは、専門用語を使わず、わかり易く、続けやすい作りになっているかで差があるように見えます

高額だからいいとは限らないので、ご注意くださいね!

ペアトレの概要は?

上記で説明した実践ガイドにはおおよその内容は記されていますが、こちらは、あくまで道標として存在です。実際は運営する機関・施設で、資料や進め方は検討されます

基本の3要素

実践ガイドには、盛り込むべき主な内容が3つ示されています

  • コアエレメント
  • 運営の原則
  • 実施者の専門性

では、それを1つ1つを見ていきましょう

コアエレメントとは

コアエレメント=子どもの行動を理解し、発達支援に役立てるための基本的要素です

ペアトレ実践ガイドブックでは、コアエレメントは6つ

この中からお子さんに必要なものを組み合わせて、ペアトレは行われます

  1. 子どもの良いところ探し&ほめる
  2. 子どもの行動の3つのタイプわけ
  3. 行動理解(ABC分析)
  4. 環境調整行動が起きる前の工夫
  5. 子どもが達成しやすい指示
  6. 子どもの不適切な行動への対応
ペアレント・トレーニング実践ガイドブック
ぷーぷー<br>うさぎ
ぷーぷー
うさぎ

全て知っておいて損はないので、全部教えてもらえると良いです。いつか使う日が来るかも、です

そして、やってみて、習う(実践する)項目順も大切だと思いました

できればネットで、いずれかのペアトレの本を購入し予習しておくと、当日落ち着いて受講できますよ

それは私の体験からですが、・・・ペアトレ実施中、自分や子供の行動の振り返りなど考えることがいっぱいです。だから焦って、内容が十分入ってきませんでした

次回はコアエレメントをさらに詳しく、私の体験を踏まえて解説していきます

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