前回、私が辿り着いた療育のゴール3つを書きました
それはこちら↓
- 学校は行かなくてもなんとかなる。ゴールを学歴としない
- 親は財産を残すことを考えない。自分(パパママのこと)で老後を生き抜く
- 周りに助けてもらえる処世術が1番大事
そのうち前回は❶を詳しく書きました
今回は❷について書こうと思います
財産を残すことを考えない
娘ちゃんは自分が生きるだけで精一杯なので、老後は娘に一切頼らなくていいようにしなくては
私は残すよりは世話をかけないを優先すべきと思っています
老後資金の余裕分を、娘ちゃんに残してあげる遺産にまわそうと思っています
初めは、できるだけ多くの遺産を残してあげたいと思っていました
けれど大金をもらってしまったら、うちの子はどう計画的に使ったらいいか戸惑うはず
もし、毎月の足しにすると初めに決めてしまったら、遺産が無くなった時、この子の生活は破綻するし
そう、生活のペースが変わってしまうのが、我が子に1番困ること
なにせ娘ちゃん、発達障がいっ子にありがちな変化が苦手という特性を持ち合わせています
これまでも数々の変化に適応できない場面に遭遇してきました
だから、もし遺産を多く残すなら、それを管理する人をつけないといけません
んー身内でも安心できない昨今。騙されないか心配。別に法的な後見人つけるにしても、お金がかかるし・・・
娘に毎月支給されるものを残す
そんな時、偶然目にした市からもらった冊子に心身障がい者扶養共済制度が載っていました
いやー偶然見つけてよかった
主人がもらった冊子・・・他の大事な書類と共に葬り去られてるところだった😅
なぜ私に見せてくれなかった😤とかなり心の中で怒りました
何が心身障がいに当たるかというと、発達障がいっ子に関係するものとしては、知的障がいと精神障がいになりますかね
娘ちゃんはASDという診断が付いているので、一生その特性とお付き合い
よって、該当するようです
ただ申請が通るかはわかりません。手続きが終わったら、このコンテンツを更新しますね
何をするにも
市役所に問合せ→手続きの書類集め→問合せ→書類提出→結果待ち
ですから、時間も労力もかかります
心身障がい者扶養共済制度とは
上のリンクからは厚生労働省サイト内のパンフレットへ飛びますが、制度の運営は独立行政法人福祉医療機構がおこなっています
制度の概要は
障害のある方を扶養している保護者が、自らの生存中に毎月一定の掛金を納めることにより、保護者に万一(死亡・重度障害)のことがあったとき、障害のある方に終身一定額の年金を支給する制度です。
福祉医療機構のサイトより
というものだそうです
1口掛けると、2万円支給(2口まで掛けられます)
加入者が65歳(4月1日現在)以降、最初に到来する加入応当月に達し、かつ、継続して20年以上加入したときは、その後の掛金は免除
パパまたはママが若い時に入れば、掛け金は低い設定・・・
などなど詳しいことは、サイトを見てくださいね
ほぼ解約返戻金はないのですが、所得控除になりますし、娘に支払われる時は収入に含まれないようです。うちには理想の制度だ
早速、申請の問い合わせを始めたいと思います
親なき後について
親なき後・・・という言葉がネットで多く見かけられるようになりました
うちもリタリコさんの勉強会に参加したっけかな?もう忘れてしまった
結局のところ、その時はふーんぐらいにしか思えなかったんだ
だって、状況はある時を境にガラッと変わってしまうから
自立するには何をしていけばいい?
働ける?働くならどの程度稼げる?
などやってみないとわからないことだらけ
先々の心配を先取りしてしていては、家族が疲弊してしまうような気がして、うちは結構なるようになれ!にいつしか方向転換しました
発達・自立支援制度も少しづつ充実してきて、新しい施設ができてきた
うちの子、ギリギリ間に合ってよかった
数年前なら路頭に迷っていたかも
だから前に進んでいたら、いいことあるかもでこれからも乗り切ろう!
実際、着実に前に進んでいる。嬉しいことです❤️
コメント