療育って、数値で見えるものじゃないし、1つ困り事がなくなったら、新しい困り事が出てきたりして、終わりがありません
だからかな?手っ取り早いゴールを学校へ行くことにしがちなのは
実は、私がそうだったもので・・・
でも、今思えば、うちの場合はそれは完全なる間違いでした
じゃあ、何を目指して進んでいけばいいの?
以下は、あくまで私の辿り着いた結論です
皆さんはまた別の意見をお持ちだと思いますので、こういう考え方もあるのねーぐらいで見てくださいね
うちはこう思うことで気楽な発達支援に移行できたと思っているので、どなたかの参考になれば嬉しいです
ちなみに、娘ちゃんはどんな感じかといいますと
ASDで知能は一般的(むしろ高知能)、日常生活は教えればできる感じ。もうすぐ高校を(行っていれば)卒業するお年頃です
幼稚園時代から、ほぼ不登園→不登校。義務教育中は半分登校したかな?ぐらい。でもiPadは中学入学頃で渡し、必要な情報や知りたい知識はそこから習得
パソコンも一通り家で教え(ほぼネットで自分で習得)、ITには順応済み。
さて、私の辿り着いた究極の結論は以下になります
- 学校は行かなくてもなんとかなる。ゴールを学歴としない
- 親は財産を残すことを考えない。自分(親)で老後を生き抜く
- 周りに助けてもらえる処世術が1番大事
これは自分たちのこと、それに発達障がいっ子のお母さんとその子ども達を見てきた結果、思ったことです
私はある発達障がいっ子を育てるママの会に所属していますが、「成功事例」の中に学校生活がテーマになっているものが多いです
ということは、どのお母さんも学校に行かせたがっているということを感じます
そこで私は毎回モヤモヤが起きます
成功=学校へ行くことなの??って
ゴールを学歴としない
我が子が学校に行かないと、親としては、そりゃあ焦ります
でも行かなくても、最終的に自立できれば、いいって思っている方がほとんどでは?
リタリコさんからもよく親なき後・・・セミナー案内がよく届きますし、自立はキーワードですよね
私も何かにつけて、自立、自立のため、・・・って、娘ちゃんに言ってきました
自立のために稼がないと
稼ぐためには大学にいかないとーーー
つまりは学校にいかないと自立できない、という方程式が頭で成り立っていました
だから、療育の基本は全て学校に行くには・・・から方針を立てていました
今思えば、それが間違いだったなー💦
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そんなことで、1番悩んだ学校のことについて書きます
小学校まではなんとか半分ぐらいは出席していたかなー
でも、普通の中学校に通うことになり、中学の壁に遭遇
通えなくなりました
支援級では物足りなさすぎるけど、不登校級では何も教えてくれない日々
教室に入らないと教える義務はないのだそう(by学校の先生)
そんな中、あっという間に高校を選ばないといけなくなったけれど、学校からはほっとかれ、自分達で受験なく行ける高校を見つけました
そして高校に行ったはいいけれど、そこでも様々な壁があり中退
ここまで親の私も粘ったけど、ここまで頑張らせて力尽きてしまった娘ちゃん
生きるのが先決だ、学校はもういい!とすっぱりとその道は親としては捨てました
だって、就労支援に通おうとしている人にそこまで学歴が必要??ってことに気づいたから
高校や大学を卒業して就職しても、一定の配慮がないと、この子は苦労するだろうし
つまり、
むしろ障害者枠で働いた方がこの子の幸せ
↓
学歴は必要ない
↓(相談員と繋がっておく)
生活訓練(支援施設)へ行って
↓
就労移行支援に通い
↓
生活できる分だけ稼げ
↓
グループホームで自活できる
この構図が描けました。今は早速支援施設へ行って、スモールステップで社会順応しています
18歳未満でも児童相談所などに認められれば通えます。うちのように高校辞めたら、即入れると思います
うちは学校という私達親子を苦しめていた縛りがなくなったおかげで、娘はかえって楽しい毎日が送れています。
そして私は決してそれをとがめたり、嫌味たらしく言わないことにしています。冗談でもなし!です
学校に行かないことは、ストレスがなくなる一方、周りから取り残されている感を本人も感じています。そこは将来はこうやって生きているんだよって教えて、安心させてあげてくださいね
学校を辞めたおかげで、運動も自発的にしますし、やりたい趣味もやっています
栄養・体調管理も自分もできるようになったし、何より笑顔が増えました
私も課外授業として、週に2日、人出が少ない時間に娘ちゃんのために一緒に出かけるようにしました
学校に行っている時は味わえなかった幸せが私達親子にはあります
だから、もっと早く学校から解放してあげれば・・・という後悔がとてもあります
だから、お子さんの不登校で悩まれているパパママさん
療育のゴールを学校へ行くことに設定するのは、よく考えてくださいね
学校へは行きたいのに行けないのと、行きたくないから行かないがあります
お子さんはどちらなのか、よーく見てあげてください
他の結論については次回のブログで
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